エクスプローラーズクラブの冒険

エクスプローラーズクラブでの冒険について、当事者たちが綴るブログです。

風呂敷につつんだ風船

首をかしげながら数々の問題をクリアし、風船ロケットは完成した。

カメラやデジタルフォトフレームなど極寒で耐えられる仕様の電子機器と無線機。草むらの中など目視で見付けられないときのためのアラーム、降下時に開くパラシュート、予備バッテリーなど、すべてを搭載し動作確認もできた。

機体の大きさは直径約30cm程度の球体で、素材は発泡スチロールだ。万が一海に落ちても浮く。

この風船ロケットを製作したヘンタイの部屋は、ある意味カオスと化した宇宙状態になっていた。まぁ、おそらくよくある状態なのだろう。なにせ彼は、ヘンタイである。

その数日後、ヘンタイは打ち上げのため集合場所である東京に新幹線で移動した。風船ロケットを風呂敷に包んで運んでいる様子は、ちょっと大きめの遺骨を運んでいるような姿であった。

宇宙のもくずにならないことを望む。

 

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